おばんです。asamihumanです。
yubioriというバンドでギターを弾いています。
2025年、セカンドアルバム「yubiori2」をリリースしました。
yubiori2
実はわたしもリリースごとに記事を書いていたので、今作も書いてみました。
ツアーはとっくのとうに終わり、リリースからも1年過ぎ、
なんなら2026年も終わりに近づき始めているとんでもないタイミングでの公開となりました。すみません。
ジミーさんがyubiori2に関連した記事をいろいろ書いているので、まずはこちらをご覧ください。



作っていた時期がバラバラなので、すべての曲にテーマが通じているわけではないですが、
個人的なテーマとして「ギターを始めてからyubiori(無印)に至るまでの自分からの脱却」は意識しました。
結果的に(ギターに限って言えば)音作り以外はあんまり変わっていないです。


1.Maxとき

レギュラーチューニングです。
ホームラン級のリード曲が欲しい、という感じだったと思います。
レコーディング開始の直前まで頑張っていた記憶。年末までスタジオ入ってたような…
しかしその甲斐あってか、全パート持ち味がキレキレでカッコいい。

メインのビートの一つになっている重たいタムとスネアは、switchbladeの螺旋街道が元ネタです。
まだビートが定まっていない時に体調を崩し、スタジオを欠席してしまったのですが、
その際に「こんな感じでやってみて」と伝えたらインスパイア的採用されていました。

忙しなくいろいろなフレーズを弾いていますが、
一番気に入っているのはswitchblade意識のリバーブマシマシなイントロですね。
トランペット(フリューゲルかも)(←ユーフォニアムらしい)(←ライブではフリューゲルらしい)と
自分のギターが相互に鳴る感じもオキニです。

普段は「いつかは東京から離れてェ…」なんて思っていますが、
遠征終わり、東京の街の明かりになんだかんだでホッとしてしまう自分がいます。


2.いつか

3カポです。
イントロ・アウトロのリフや、曲中のフレーズを何度も作り直した記憶があります。
何度目かのリトライで、ハセコーが作ってきた草案のフレーズに沿うように作ってみたら
よさげな反応をもらったので採用。
アジカンのリライトみたいな口ずさめるリフが作れたらいいなーと思っていたので満足しています。
ハセコーに「レースゲームのBGMみたいっすね」と言われて嬉しかった。

アウトロの東條の高速アルペジオがカッコいい。

曲中のフレーズはだいたい歌のメロディに沿う形。弾いていて楽しいです。
あと、アウトロのハーモニクスがキモです。


3.思い出した時のために

3カポです。
基本的にyubioriのプリプロは自分がやっていたのですが、
ただでさえ仕事が遅いのにキャパ・キャパ男(お)になっていたのを見かねて
今作はジミーさんやりなさんが手伝ってくれました。

で、この曲のプリプロをジミーに任せたところ、
ちょっとシューゲイザーというか…もはやオーケストラみたいな音像になっており、
こりゃいいじゃないかと思って、レコーディング・ミックスでもその方向性で舵を切らせてもらいました。
メンバーはあんまりそういう気はないような顔をしていましたが、珍しくゴリ押ししました。
機材庫にバスドラ持っていってボンボン叩いたりしてました。そのテイクを使ったかどうかは覚えていません。

結果的にいつかからのギャップで、アルバムの中でめちゃくちゃハマっているように思います。
大サビの荘厳さは正直やりすぎてて笑えます。

4.終わらない

1カポです。
ジミーさんのテレキャスと、ザ(kurayamisaka)から借りたBadCatで録りました。
パーカッションをやるつもりで弾いています。跳ねる感じが難しいんですが、ハマると気持ちがいいです。
エンディングのアルペジオがなんか不穏な響きなのも気に入っています。
いろいろな音を重ねているので、耳を澄ましてみると楽しいです。

残業していると、頭の中で流れるようになってきました。
2025年の年末はライブ、レコーディング、仕事が重なってバタバタしており、
バンドも仕事もやることが尽きず、めちゃくちゃキツかった。。。笑

5.春になれば

暗ェ〜ッ
8カポです。
アルバムの中だと作成時期が最も古い曲。yubiori(無印)のツアーの時点ですでに演奏していた記憶。
この曲が一番好き。暗いから。
climb the mindやPygmy I’m cricketになりたかったんです。なれなかったけど。


途中の朗読パートですが、あれはジミーさんが台本を書き、
kurayamisakaのドラゴンに読み上げてもらっています。
プリプロのときわたしの部屋で録ったのですが、たまたまさちさんや大学の友人が集まっていたときで
合間合間に話し声が聞こえてきて本当にキレそうになりながら編集していたのを覚えています。
後日本チャンの録りもしたんですが、なんかプリプロのときのテイクのほうがしっくりきたので
そちらを採用しています。

6.deep blue

速ェ〜ッ
レギュラーです。
2ビートに合わせて速いフレーズを頑張って弾くので、まったく余裕がありません。
2回目のAメロのブリッジミュート、全部弾ききれたことなし。
後半セクションは気持ちいいっすね。

ちなみにこの曲と次のsuper blueはTAGO STUDIOにあったフリードマンを使用しています。
キャビネットはいつものヤマハ。
思えばここからマーシャルにハマっていったように思います。すごくいい音で感動しました…。
フリードマンとヤマハ

これにアーチャーでブーストするとトぶ
周平さんが若すぎる
7.super blue

高ェ〜ッ
レギュラーです。
asamihuman作曲。
deep blueの原型ができてから、なんか対になる曲が欲しいなと思って無理やり作りました。
だってアルバムの中でblueってタイトルが続いたらおもしろいじゃんね。
曲を作る時はだいたいタイトルから決めます。

イメージとしては明るいKnuckle Puck。あとThe Story so Farとか。ほんとに?
上記に加えてTheSpringSummerやTräumereiのように爽やかなギターロックを混ぜ込んだ感じで
提出したところ、パクりすぎているところをカットしたりしていい感じに整えてくれました。
yubioriらしいアレンジではあるものの、今までにないアプローチの曲ができて満足しています。
あとはこのblueの二作でリアピックアップに慣れた手応えがあります。

ちなみに歌メロは作ってなかったので、ジミーさんが1から作ってます。
慣れないコード進行なのにすごいぜ…。ありがとう。
次は歌メロも作ってみたいんですが、歌メロ作るのが一番難しいんだよな…

アレンジにあたってはハセコー、しげとスタジオに入ったような気がします。
新丸子かどこかのスタジオで、帰りにインドカレー屋に行った記憶があります。
しばらくインドカレー食べてないな。シバ(大井町でインドカレー食べる時いつも行くところ)行きたい。

この映像かっこよすぎて定期的に見ちゃう
8.せめてそれだけ

レギュラーです。
ちょっと荒廃している雰囲気を出したかったので、リアで弾いています。
TAGO STUDIOでのレコーディングは二週に分けて行ったんですが、
一週目の最終日最後に録った曲(たぶん)で、すごく眠くて、というか七割くらい寝ながら録った曲です。

なんかこう、人と人との関わりって、明るいものだけではないことばかりというか。
分かりやすく喧嘩とか仲が悪くなったりということはなかったとしても、
ネガティブな感情が生まれないことって、そうそうないことだと思っています。悲しいけど。
でも、そういうところも含めて、友達になったり恋人になったり家族になったり、
繋がりを持つ選択をすることを非常に尊いものに思います。そして、それができることに感謝しかありません。

アウトロのどんちゃん騒ぎは録ってて楽しかったです。
というか、アルバム制作の後半はちょっと正気じゃなかったと思う、正直。笑

9.山の向こう

作曲・レコーディングに参加しておりません。知らない間にできていました。
でもいいよねこの曲。

ライブでもたまにやるんですが、めちゃくちゃ緊張します。
自分が弾く時はレギュラー。

この曲でこういう感じの映像が撮りたい
10.二等寝台

5カポです。
基本的にはバッキングですが、おいしいところだけ目立つようなギターです。ひどいですね。
2Aのフレーズはバチッと決めたいので、要練習。
開放弦使いまくっているので運指自体はそんなに難しくはないですが、結構前のめりになりがち…。


アウトロのフレーズはオクターバーではなく、ユニゾンのフレーズを実際に2本分弾いて重ねているので、
エフェクトを使用するよりも太くて独特な音になっていて非常にお気に入りです。
これは智朗さんのアイデアです。

11.すばる

レギュラーです。
リバーブディレイマシマシですが、クリーン寄りで録ることできちんとフレーズが見えるように工夫しました。

さちさんのコーラスはstudio signalize(いくとさんが作成した防音室)で録音しました。
ノリで歌ってもらうことになったけど、すごく真摯に向き合って練習してくれて、
ディレクションも楽しかったです。ホンマあざす。

わたしなりのチネパラかもしれん
12.rundown

レギュラーです。
野球は詳しくありませんが、逆転サヨナラホームランみたいなイメージでギターを考えました。
ギリヒットは打ててるんじゃないでしょうか。わかりません。

今作のシンガロングやコーラスは全部studio signalizeで録りまして、この曲も例に漏れず。
ギターソロ前の「それでも僕は」の録音は楽しかったです。戦隊モノみたいで。
わたし個人的にaudio technicaのAT4040を持っていて、それで録音していたのですが
使用機材を聞きつけた(?)ゴッチさんから上位モデルのAT4050を貸していただき、
そのマイクで録音したりもしています。(どの曲で使用したかは失念しました…)

無理のない範囲で、みなさんの生活が続けばいいなと思います。
その傍に自分たちがいれたら、嬉しいですね。




あとがき

振り返ってみると、本当にタフな制作でした。
ツアーもいろいろあってタフでした。
2025年はザもリリースとツアーがあったりで、
後にも先にもこんなに忙しいのはないんじゃないかと思えるほど忙しかったです。
2025年の漢字は「TOUGH」です。

ザの所感にも書きましたが、
何度も体調を崩し、本業の仕事に注力できなくなりいろいろとバランスを見失った時期もあり、
まあそこそこ精神的に参ってたなという瞬間はありました。正直なところ。
そういったこともあり、自分とバンド(音楽)との向き合い方は考えました。し、今も考えている途中。
一個言えるのは、NOと言う勇気を今年は頑張って持っているつもりです。笑

それでも、そう簡単に辞められるわけないんですよね。
だってこの作品を形に残すことができたことは本当に誇らしく、胸を張って傑作だと言えるから。
そうやって残した作品が、誰かの琴線に触れて、何かがちょっとずつでも動き出せばいいなと。
そういうエネルギーの結晶体です。作品はこれまでも、これからもそうあり続けます。

今年もまだまだライブあります!ご都合合えばぜひ遊びにきてください。
20260923 O-Nest

ボアズとツーマン、嬉しい。チケットはここから
20261010 圧特
新生B.B.STREETでyard ratとAcleのリリパ。チケットはここから
20261031 台湾1 20261031 台湾2
yubioriでも台湾行けるの嬉しい!!

ほなまた元気で、ライブハウスやインターネットでお会いしましょう。
asamihumanでした。

ツアーファイナル 渋谷WWWX
フォトバイ おとは
金沢で寿司